執筆者 Kumiko Kitano | 4月 15, 2024 | Campaign, EN, JA
電力会社 JERA、中部電力 要旨 中部電力グループは、化石燃料関連事業を拡大する合弁会社JERAによって、顕著な移行リスクに直面しています。取締役にはこのリスクの監督責任があります。しかし、情報開示が不十分な現状では、株主は取締役会がこれらのリスクを効果的に監督できるか評価することができません。その結果、株主自身がこれらのリスクにさらされることになります。 論点 中部電力の取締役会は、気候リスク監督に必要な専門知識を有しているように見受けられない...