化石燃料開発企業 2025: 気候関連財務リスクと監査役の責任に関する不十分な開示

化石燃料開発企業 気候関連の財務リスクを十分に開示していない企業の姿勢は、監査役の職責の遂行に対する懸念を抱かせる   公開日: 2025年4月14日 | 更新: 2025年4月15日 総合商社や中部電力・JERAによる気候リスクの認識や監督の仕組みの開示が限定的であるため、投資家は、気候リスクの影響を評価することができません。...

銀行 2025: メガバンクの財務リスク及び気候リスクの管理に関する開示

銀行 メガバンクの財務リスク及び気候リスクの管理に関する開示 公開日: 2025年4月14日 | 更新: 2025年4月15日 信頼性ある移行計画及び監査委員会の情報開示に関するこれらの株主提案は、投資家の利益を保護することを目的としています。メガバンクの投資家は、以下の理由によりリスクに直面しています。...

電力会社 2024

電力会社 JERA、中部電力 要旨 中部電力グループは、化石燃料関連事業を拡大する合弁会社JERAによって、顕著な移行リスクに直面しています。取締役にはこのリスクの監督責任があります。しかし、情報開示が不十分な現状では、株主は取締役会がこれらのリスクを効果的に監督できるか評価することができません。その結果、株主自身がこれらのリスクにさらされることになります。  論点 中部電力の取締役会は、気候リスク監督に必要な専門知識を有しているように見受けられない...

銀行 2024

銀行 三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ(総称して、メガバンク) 要旨 日本のメガバンクである三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)、三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ) 、みずほフィナンシャルグループ(みずほ)は、化石燃料産業を支援する世界最大の金融機関に名を連ねています。しかし、これらの銀行は、気候変動に関連する財務リスクを管理する上で、大きく後れを取っています。...

【社説】株主総会は企業価値高める対話の起点だ

News & commentary [社説]株主総会は企業価値高める対話の起点だ 2023/6/29 我々の株主提案を含む、今年の株主総会の特徴について、「6月29日付 日本経済新聞」内の社説で取り上げられています。 “今年の株主総会の特徴は、株主提案の多さだ。三菱UFJ信託銀行の調べ(6月9日時点)では、6月総会で株主提案を受けた企業は90社と過去最高だった前年の77社を上回った。...

報道:〈株主総会2023〉株主提案巡る「前哨戦」活発

News & commentary 〈株主総会2023〉株主提案巡る「前哨戦」活発 資本効率や気候変動…企業、招集通知で反論 29日に開催ピーク 2023/6/15 株主提案の中でも、気候変動関連のテーマがが引き続き高水準の件数となっているとして、環境に関する我々の株主提案についても「6月15日付 日本経済新聞」内の記事で紹介されています。...